森田利一編
御座の方言集   「御座学教室」校訂&発行



凡例
○ 標準語と思われ且つ広辞苑第5版ににも載っている言葉については、各項目の冒頭に○印をつけた。但し長音になるなど変化してしまったもの及び二単語以上使われる方言の場合、その一部が広辞苑に載っていてもすべてが掲載されていなければ○印を付けなかった。
○ 『御座郷土地誌』に収録されている方言は同じく各項目の冒頭に◎をつけた。
○ 同じ意味の方言は品詞的に異なって使われる場合、編者である森田利一さんの採択した方の品詞を掲載し、且つその説明もその品詞に応じたものに統一した。
○ 当該項目の方言と同意味の方言がある場合、→<>内に示した。
○ 発語の際、アクセントの特に必要と思われる部分は太字に直した。一つの言葉で二つ以上の意味のある場合、別項目にするか、太字の番号のついた意味の方を示している。但し、アクセントはテレビが入ってくる以前に編者の森田利一さんが使っていたものであると考えていただきたい。現在は標準語のそれと混ざり合ってきて、昔通りではなくなってきている。
○ 方言は標準語を使ってその意味の説明をしているが、適切な標準語がない場合は、編者はその方言の意味の解釈を行っている。
○ 発音が同じになる「う」と「お」については、編者の判断に従って「お」を使用した。従って 書き方が一般と違う読みになっているものがある。
○ 当該方言に隣接する()内にはその方言の出所と考えられる言葉を出来るだけ漢字を使って挿入した。その際、それだけで方言の意味がわかる場合、後の説明文を省く場合がある。その他の()には補足のための説明文や単語を挿入し、小さい方の()には漢字の読みを示した。
○ 短音が長音となって発語される場合、単音として発語された言葉の後にー印を付けた。但し編者の判断で(ー)ではなく(ぁぃぅぇぉ)と表記したものもある。
○ 動植物名については、漢字で表記しない場合にはカタカナで表記した。
○ この方言集に記載されていない言葉も、御座地区では、別に示すような「一般的特徴」を持っている。しかし現在では必ずしもこの特徴を持っているわけではなく、標準語に近い発語になってきている。


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